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着物を楽しむために知っておきたい!着物を楽に着る方法とは
2023年01月30日

洋服と違い、着物を着るのは簡単なことではありません。着付けの難しさから着物を敬遠している人もいるでしょう。着物を楽に着ることができれば、着物を楽しめます。

この記事では楽に着物を着る方法をご紹介します。また着物を着た後に苦しくなった際の対処法も併せてご紹介するため、ぜひ参考にしてください。

着物を楽に着るために押さえておきたいこと

着付けではさまざまなアイテムを使いつつ、着物を美しい形に整えていきます。実際に着付けを体験した人の中には、苦しいと感じたことがある人もいるでしょう。ここでは着物を楽に着るためのポイントを4つご紹介します。

1:腰紐を工夫する

腰紐とは主に着物や長襦袢がはだけないよう、腰の辺りで止めるために使われる布製の紐のことです。着付けでは帯の仮止めにも使われることがあります。着物の着崩れを防ぐために大切なアイテムの一つです。

腰紐が原因で苦しくなってしまうのは、結ぶ高さや結び目の位置などが関係しています。ベルトのように腹の辺りで結ぶと苦しく感じやすいため、へそよりも低い腰辺りの位置で結ぶようにしましょう。

また結び目を体の中心に作ってしまうと、痛みや苦しさを感じる可能性があります。結び目が脇腹の辺りにくるようずらすことで、楽に着られます。さらに、腰紐が細くねじれている際も体に食い込んで苦しくなることがあるため、まっすぐ結ぶことを意識しましょう。

2:胸紐を工夫する

着付けの際、バストの下の辺りで結ぶ紐が胸紐です。胸紐を結ぶことで、着物の袷がきれいに見えるよう整えられます。腰紐と同じようにしっかり結ぶ人もいますが、そもそも胸紐をきつく締める必要はありません。

腰紐よりも結ぶ位置が胸に近い分、きつく締めると苦しくなりやすいです。楽に着るためには、胸紐の結び目を小さくする、もしくは絡ませるだけにすることを意識しましょう。

腰紐と違い、胸紐がなくても着物は着られます。ただし、着崩れしやすくなるため、着物を着慣れている人以外は胸紐もしくは代わりになる物を付けた方がよいでしょう。

3:帯枕の紐を下げる

帯枕とは、着物を着る際に結ぶ帯の形を作るために必要なアイテムです。お太鼓を形作る目的で活用します。なお帯枕の紐を胸の前で結ぶ際、位置によっては苦しくなることがあります。

帯枕の紐はみぞおち辺りを避け、少し下の位置で結ぶようにしましょう。腰紐と同様、結び目は体の中心から少しずらしつつ、他の紐の結び目と重ならないようにすることが楽になるポイントです。

またきつく結ぶことよりも、帯枕が体に沿っていることの方が大切といえます。結んだ帯枕の位置を調整する際は、正面だけでなく両脇の紐も下げると合わせやすくなります。

4:正しい姿勢で着付ける

着物を楽に着るためには、着付け時の姿勢も大切です。大きく息を吸った状態で着付けると、呼吸が苦しくなるのを防げます。また姿勢を正し、体を立てることで余計な締め付けが解消されます。

楽に着物を着たい人におすすめの方法とは

さまざまな便利アイテムを活用するのも、着物を楽に着る方法の一つです。ここからは着物を楽に着たい人におすすめの方法をご紹介します。

ベルトを使う

腰紐や胸紐が原因で苦しく感じる人には、ウエストベルトやコーリンベルトなどを使う方法がおすすめです。

ウエストベルトとは、腰紐の代わりになる物です。細い布製のベルトの両端に金具やクリップが付いています。ベルトの中にはゴムが入っている物が多く、緩みにくくかつ結び目ができないことから苦しさを軽減してくれます。

胸紐の代わりになる物がコーリンベルトです。コーリンベルトもウエストベルト同様、ゴムが入った布製のベルトです。両端にクリップが付いているのが特徴で、長襦袢の左前と右前を挟んで留めることができます。

作り帯を使う

作り帯とは帯を裁断し、片方を結び目の形に加工して縫い付けてある物のことです。着付けの際には長い方を腰回りに巻き、加工された帯をセットして紐で結びます。紐を帯と着物の間に隠すことで、まるで帯を結んだかのように見える便利なアイテムです。

作り帯を使用すれば、着崩れの心配はありません。さらに難しい帯を結ぶ必要がない点もメリットの一つです。着物に慣れていなくても着付けがしやすくなるだけでなく、時短にもつなげられるでしょう。

簡単に着られる着物を選ぶ

楽に着られるような加工が施されている着物もあります。着物の上半身と下半身、半襟、帯がそれぞれ分かれているセパレートタイプの着物の場合、洋服のように数分で着ることができます。

また着付けに慣れていない人には、着物自体に紐が縫い付けられているタイプや、フックとマジックテープで着付けられるタイプなどがおすすめです。腰紐や胸紐を使わないため締め付けがなく、楽に着られます。また着崩れしにくいこともメリットといえるでしょう。

着物を着た後に苦しくなった際の対処法

注意して着付けをしても、着物を着た後に苦しくなってしまうことがあります。苦しいからと無理に着物をずらしてしまうと着崩れする可能性があるため、対処する際には工夫が必要です。ここでは着物を脱がずに苦しさを解消する方法をご紹介します。

帯締めを緩める

苦しいときは、まず帯締めを緩めてみましょう。両手で持ち、着崩れに注意しつつゆっくりと少しだけ緩めるようにします。少し緩くするだけでも、楽になる可能性があるでしょう。

帯締めを緩めても苦しい場合は、帯揚げの内側の紐を自身と反対の方に引いてみてください。なお引っ張って出てきた紐は、帯の中に隠すのを忘れないようにしましょう。

帯を下にずらす

着物が苦しいと感じる際は、みぞおちが圧迫されている可能性があります。みぞおち辺りを楽にするためにも、帯の位置を少し下げてみましょう。

ただし、帯が緩くなると着崩れしやすくなる点に注意が必要です。着崩れを防ぐために両手で帯の下の方を持ち、左右に少しずらしつつ下げる方法がおすすめです。なお強く引っ張りすぎないよう気を付けましょう。

胸紐をもう一度結び直す

帯締めや帯を調整しても楽にならない場合は、胸紐を結び直す必要があるかもしれません。そもそも帯締めや帯が原因ではない場合は、胸紐の締め付けの強さや結び目の位置、大きさなどに原因があると考えられます。

洗面所などの人目を避けられる場所へ移動した上で、胸元から手を入れて胸紐を結び直しましょう。胸紐を解いたとしても大きく動かなければ、すぐに着崩れすることはありません。

なお胸紐の位置はみぞおちより下で、かつ体の中心以外に結び目がくるよう結び直すことがポイントです。

まとめ    

着付けの際に工夫したり、便利なアイテムを使ったりすることで着物を楽に着ることができます。ベルトや作り帯などは、着付けに慣れていない人にもおすすめのアイテムです。また着物を着た後に苦しくなった際の対処法を把握しておくと、いざというときに活用できます。

なお着る機会がほとんどない着物を保管し続けている人もいるでしょう。着る予定がないのであれば、専門業者に買取してもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。

おお蔵は、着物買取の実績が豊富な買取専門業者です。出張買取やLINEでの査定などにも対応しているため、不要な着物をお持ちの人はぜひお気軽にご相談ください。

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