財布と一括りにしても、長財布やミニ財布などさまざまな種類があります。そのため、財布を買い替えるタイミングで、どっちの財布を選ぶべきか悩む人も多いでしょう。種類によってよさが異なるため、ライフスタイルやシーンを踏まえて選ぶことが大切です。

今回は長財布とミニ財布のメリット・デメリットを解説するとともに、適している人やシーン、おすすめのブランドをご紹介します。

長財布とミニ財布のどっちが金運をアップできる？

財布を購入する際に、金運アップにつながるものを選びたいと考える人も多いのではないでしょうか。風水の観点から見ると、長財布の方が金運をアップできるといわれています。財布は「お金の住まい」であり、お金にとって快適な環境が整っている方が金運によいとされているためです。

例えばミニ財布だとお札を折って収納しますが、長財布であれば折りたたむ必要がありません。また、カード類を収納しやすい点も金運アップにつながる理由といえます。

しかし、ミニ財布が金運を下げるというわけではありません。大切なのはお金を丁寧に扱うことです。近年はキャッシュレス決済が浸透しており、お札を持ち歩かない人も増えています。こうした場合は、コンパクトなミニ財布の使用が適しているでしょう。状況やライフスタイルを踏まえた上で、快適に使える財布を選ぶことをおすすめします。

また、金運が気になる人は不要になった財布の捨て方にも留意しましょう。詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。

「使わなくなった財布はどうする？金運を下げない捨て方や買取について」

長財布を使うメリット・デメリット

財布を選ぶ際は、それぞれのメリット・デメリットを把握しおくことが大切です。まずは長財布の特徴を解説します。

長財布のメリット：お札やカード類を収納しやすい

長財布の大きなメリットとして、収納力の高さが挙げられます。ミニ財布と比べて収納ポケットが多いため、お札や小銭はもちろんカードや領収書なども難なく収納可能です。さらに財布全体を確認しやすく、必要なものを速やかに取り出せます。

収納時にお札を折る必要がない点もメリットの一つです。風水的な観点だけでなく、折り目やしわのないお札は取り出しが楽で使いやすいです。セルフレジや自動販売機で使用する際も、折り目がないお札は引っかかりにくいためスムーズに支払いを済ませられます。

長財布のデメリット：携帯性が悪く中身も見えやすい

長財布は収納力が高い分、サイズが大きいです。カバンの中ですぐに見つけやすいですが、小さめのバッグやポシェットには入りづらく、できるだけ身軽に動きたい人には不向きです。

また、長財布は間口が広く中に入っているものを確認しやすい点がメリットですが、他人からも中身を見られやすいでしょう。その他、ズボンの後ろポケットに入れておくと抜き取られる恐れもあるため、長財布を使う際はより一層注意する必要があります。

ミニ財布を使うメリット・デメリット

次にミニ財布のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。ミニ財布の購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

ミニ財布のメリット：携帯しやすくファッションアイテムとしても使える

ミニ財布は、コンパクトで持ち運びしやすい点が最大の魅力です。長財布とは違って二つ折りになるので、小さめのバッグやポーチにも入れやすいです。ポケットにも入るため、ちょっとした買い物に行く際も使いやすいでしょう。

また、デザイン性の高さやバリエーションの豊富さもミニ財布のメリットです。ミニ財布は見た目が可愛らしく、ファッションアイテムとして活用する人も多く見受けられます。カラーバリエーションや素材なども多岐にわたるため、用途に合わせて適したデザインを見つけやすいです。

ミニ財布のデメリット：容量が少なくすぐに分厚くなってしまう

長財布とは異なり、お札を折って収納する必要がある点はミニ財布のデメリットといえます。会計時においてキャッシュレス決済であれば速やかに支払えますが、折り目のあるお札だと取り出しにくくストレスを感じることもあるでしょう。

また、容量が少なくお札や小銭、カード類、領収書などを入れるとすぐに分厚くなってしまいます。財布の型崩れを避けて長く愛用したい場合は小銭やカード類、領収書などは別途入れ物を用意する必要があるでしょう。

なお、財布の買い替え時期や長く使うコツについては、以下の記事で解説しています。

「ブランド財布は何年使う？買い替え時期の判断方法や長く使う6つのコツ」

長財布が適している人やシーン

続いては、長財布の特徴をもとに適している人やシーンを複数ピックアップしてご紹介します。

金運アップをしたい人

財布を選ぶ際のポイントとして、金運アップを重視する人も多いでしょう。金運アップを狙うなら長財布がおすすめです。風水においてお金は整理整頓された場所を好むとされています。お札を折らずに収納できて、カード類の収納もしやすい長財布は金運アップが期待できます。

ただし、いくら長財布を活用してもお金を大切に扱わなければ金運が逃げてしまいます。お気に入りの長財布を選んで、お金を丁寧に収納するように心がけましょう。

収納力を重視したい人

小銭やカード類などたくさん収納したい人は、ミニ財布よりも長財布がおすすめです。中には、通帳やスマートフォンなども同時に収納できるブランドもあり重宝します。特に普段からお金やカード類を多く持ち歩く人は長財布が適しているでしょう。

また、ミニ財布と比べてたくさん収納しても不格好になりにくいため、スマートに財布を使いたい人にも向いています。

ビジネス・フォーマルシーン

長財布は、ビジネスやフォーマルなシーンにも向いています。ミニ財布はカジュアルな印象を与えがちですが、スマートに使える長財布はスーツを着用する際でも違和感がありません。

また、薄いタイプの長財布であれば厚みを抑えられるため、ビジネススーツの内ポケットに入れることが可能です。なお、厚みがある長財布は無理に内ポケットに入れると見た目が悪くなるため、カバンに収納することをおすすめします。

ミニ財布が適している人やシーン

ミニ長財布が適している人やシーンは以下の通りです。ミニ財布の購入を考えている人は、自身に当てはまるかチェックしてみてください。

携帯性を重視したい人

携帯性のよさを求める人は、コンパクトサイズのミニ財布が適しています。できるだけ荷物を減らして移動したい場合も、ミニ財布ならポケットに入れられるため便利です。

また、ミニ財布はサコッシュやクラッチバッグにも納まるため、普段から小さめのバッグを愛用している人にも向いています。コーディネートの邪魔にならず、ファッションを楽しむ際にも適しているでしょう。

キャッシュレス派の人

近年、現金を使わずクレジットカードや電子マネーで支払うキャッシュレス派の人が増えています。こうしたタイプの人は、長財布よりミニ財布が適しているでしょう。

ミニ財布の中には、キャッシュレス派の人に向けて作られた「キャッシュレス財布」があります。例えば、二つ折り財布よりもコンパクトになる三つ折り財布やマネークリップなどがキャッシュレス財布の一つです。

カジュアルシーン

ミニ財布はおしゃれなデザインが豊富にあるため、自分の好みや使用用途に合わせて選べます。特にカジュアルシーンでは洋服やカバンに合わせて使い分けることも可能で、ファッションを楽しみたい人におすすめです。

また、コンパクトで持ち歩きやすい点もカジュアルシーンに適したポイントです。ズボンのポケットにも収まるため、手ぶらで出かけたい際にも役立ちます。

【レディース】おすすめの長財布とミニ財布

続いては、レディースの長財布とミニ財布の中から、おすすめしたいブランドをそれぞれご紹介します。財布の買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの長財布

長く使える長財布を選ぶなら、品質の高さが魅力の「コーチ」がおすすめです。ブランドロゴのみが施されたシンプルなタイプだけでなく、財布全体に柄がプリントされたタイプなどデザインが豊富で、年代を問わず人気があります。

また、素材も注目したいポイントです。耐久性の高さを重視する場合は、コーチの中でもレザー素材が適しています。エナメル加工が施されたタイプであれば、華やかな女性らしさを演出できるでしょう。

同じく品質の高い財布といえば「グッチ」も人気のあるブランドです。中でも、レトロな雰囲気が魅力の「オフィディア」は、気品を感じさせる財布を探している人に向いています。上質なレザーが使用された「GGマーモント ジップアラウンドウォレット」は、財布の中身をしっかりとガードしてくれる点が魅力です。現金やカードの保護が気になる人にも適しているでしょう。

その他、女性らしいエレガントなデザインで人気の高い「フルラ」も、幅広い世代から愛されているブランドです。流行に左右されないベーシックな外観に加えて、収納力の高さもポイントといえるでしょう。カードや領収書などを分類して整理できるため、財布の中身が多くなりがちな人にも適しています。

おすすめのミニ財布

近年、人気が集まっているブランドの一つが「ロエベ」です。スタイリッシュなデザインとくすみがかったニュアンスカラーが採用されており、女性らしさを演出してくれます。その中でも「トリフォルド ウォレット」は、三つ折りになるコンパクトな財布です。収納力も高くコインやカードも入れられるため、すっきりとまとめたい人に向いています。

モード感を楽しむなら「ボッテガヴェネタ」のミニ財布もおすすめです。新デザインの「マキシイントレチャート」は、丁寧にレザーが編み込まれたデザインで、ファッション性にも富んでいます。

また、定番ブランドとして「グッチ」も見逃せません。ブランドを代表するラインである「GGマーモント」のミニ財布は若い層からも人気があります。

【メンズ】おすすめの長財布とミニ財布

メンズの長財布とミニ財布の中から、おすすめしたいブランドをそれぞれご紹介します。どのブランドがよいか悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

おすすめの長財布

落ち着いた大人の男性を演出できる長財布の一つが、「ルイヴィトン」の代表的なライン「エピ」です。カラー展開が豊富で、ブラックやボルネオグリーンなどは男性のファッションにも取り入れやすいでしょう。また、ブランドロゴがさりげなくあしらわれた「タイガ」も男性におすすめのラインです。顔料でコーティングされた牛革で作られており耐久性が高いため、日常使いにも適しています。

日本製の長財布を探している人には、吉田カバンが手がける財布のブランド「ポーター」もおすすめです。日本製ならではといえる精巧な技術により、品質だけでなく機能性も高い点が魅力です。デザインもシンプルなタイプが多く、ビジネスシーンでも活用しやすいでしょう。

イギリスのブランドである「ポールスミス」もメンズに人気のブランドです。シンプルに見えても細部までこだわりが詰まっており、ちょっとした遊び心のあるデザインが魅力といえるでしょう。

おすすめのミニ財布

2012年に生まれた日本のブランド「カルトラーレ」では、機能的なデザインのアイテムを作っています。例えば、「ハンモックウォレットコンパクト」は、使いやすいミニ財布として人気です。ミニ財布の多くは小銭の出しにくさがネックの一つであり、使い勝手が悪いと感じる人も多いでしょう。その点、ハンモックウォレットコンパクトは、ミニ財布でありながら間口が大きく、小銭の出し入れも簡単です。

また、ミニ財布が人気になったきっかけともいえるブランド「バレンシアガ」も、選択肢に入れたいブランドといえるでしょう。手のひらに収まる三つ折り財布の「ペーパー」は、カラーバリエーションも豊富で個性を演出できます。

その他、ディテールにもこだわりたい男性におすすめしたいブランドが「ロエベ」です。1846年創業の老舗ブランドだからこそ表現できるエレガントなデザインは大人の男性に向いています。中でも、バイカラーの格子模様がおしゃれな「スクエア ジップウォレット」は、遊び心と上質さの両方を兼ね揃えたミニ財布です。コンパクトでありながら収納力も高く、使いやすさを重視する人も利用しやすいでしょう。

まとめ

長財布とミニ財布はそれぞれ特徴が異なります。例えば、収納力を重視する人は長財布が適していますが、キャッシュレス派でほとんど現金を使わないという人はミニ財布が適しているでしょう。どっちの財布を選ぶかで悩んでいる人は、メリットやデメリットを比較した上でライフスタイルに合うタイプを選ぶことをおすすめします。

なお、今使っている財布を手放して買い替えを検討している人は、ブランド買取専門店の「おお蔵」へご相談ください。宅配買取・出張買取・訪問買取に対応しているほかLINE査定も可能なため、ご自宅からお気軽に買取をご依頼いただけます。シミや汚れ、ひび割れがある財布でも買取しているため、他店で断れられた人もお気軽にご相談ください。

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