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シードゥエラーは、1967年に登場した究極の防水性能を備えたダイバーズウォッチです。深海での作業に特化した時計として、水中探査の専門企業「COMEX」との共同で開発されました。開発から58年が経過した現在(2025年時点)では、水深3,900mまで耐えうるディープシーシリーズが展開されています。
本記事では、シードゥエラーの買取相場や価格推移、資産価値について解説します。売却を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
シードゥエラー(旧モデル)の買取相場と希少価値

1967年の発売開始以来、シードゥエラーは時代とともに進化を遂げてきました。ここでは、歴代の旧モデルに焦点を当て、それぞれの買取相場について解説します。
シードゥエラー Ref.16600
Ref.16600は、1989年に登場したシードゥエラーの第3世代モデルです。前モデルのRef.16660のデザインを継承しつつ、機能面で大きな進化を遂げました。例えば、ブレスレットには誤開閉を防ぐためのロック機能が追加されました。また、ムーブメントにはCal.3135が採用され、安定性が向上しています。
後継モデル「Ref.116660」の登場により生産を終了しましたが、製造最終期の「V品番」は希少性が高く、中古市場では100万〜125万円程度のプレミアム価格で取引されています。
シードゥエラー Ref.116600
Ref.116600は、2014年から2017年まで製造されたシードゥエラーの4代目モデルです。基本的なデザインは変わらないものの、最新技術が導入され、プロダイバー向けのツールとして進化しました。
例えば、ベゼルには耐蝕性と耐傷性に優れたセラミック素材を採用しており、長期間の使用でも劣化しにくい構造になっています。1分刻みの目盛りにより潜水時間を正確に計測でき、さらにインデックスと針の高輝度夜光塗料によって、暗い水中でも時刻を確認しやすくなりました。
わずか3年と短い生産期間ゆえに希少価値が高く、170万〜210万円の高値で取引されています。なお、中古市場では「シードゥエラー4000」として親しまれています。
シードゥエラー Ref.1665
Ref.1665は、1967年に登場したシードゥエラーの記念すべき初代モデルです。当時、ロレックスはすでに防水性能の高い「サブマリーナー」を誇っていましたが、Ref.1665はその約3倍の防水性能を備え、多くの人を驚かせました。
特に注目すべきは、文字盤に「SEA-DWELLER」「SUBMARINER 2000」と言う赤文字が刻まれた通称「赤シード」と呼ばれるモデルです。製造期間が極めて限られていたことから、コレクターの間で最も人気の高いモデルとなっており、買取相場は360万〜390万円に達しています。
シードゥエラー(新モデル)の買取相場

シードゥエラーの新モデルは、高い防水性能と堅牢なデザインで人気を集めており、中古市場でも安定した需要があります。ここでは、シードゥエラーの新モデルの買取相場について解説します。
シードゥエラー Ref.126600
Ref.126600は、Ref.116600の後継モデルとして2017年に登場しました。シードゥエラー50周年を記念して登場し、文字盤に赤で「SEA-DWELLER」と記載されたデザインが、初代モデルの「赤シード」に似ていることから人気を集めています。
デザインは、ロレックスのダイバーズウォッチ「サブマリーナ」と似ていますが、赤文字による差別化で特別感のあるモデルとなっています。買取相場は、170万〜190万円程度です。
シードゥエラー Ref.126603
Ref.126603は、2019年に登場したステンレススチールとイエローゴールドのコンビモデルです。ベースとなるデザインは、2017年リリースされた「Ref.126600」を引き継いでおり、高級感のある仕上がりになっています。
文字盤には金色で「SEA-DWELLER」と表記され、「金シード」の愛称で親しまれています。ケースの直径は43mmと大きめで、存在感のある時計を好む人におすすめです。
Ref.126603にはシードゥエラー特有の防水性能も備わっており、飽和潜水に対応したヘリウムエスケープバルブが搭載されています。これにより、水深1,220mまで対応可能です。現在の買取相場は、240万〜280万円程度となっています。
シードゥエラー(ディープシーシリーズ)の買取相場

ディープシーシリーズは、機械式時計として世界最高の3,900mの防水性能を持ち、2008年の登場以来、世界中のプロダイバーに愛されています。ここでは、ディープシーシリーズの歴代3モデルの買取相場について解説します。
シードゥエラー ディープシー Ref.116660
Ref.116660は、2008年に登場したRef.16600の後継モデルです。ロレックスが特許を取得した独自の防水構造「リングロックシステム」を搭載し、3,900mまでの防水性能を実現しています。最大径は44mmと、ロレックスのラインナップの中でも特に大きく、存在感のあるモデルです。
文字盤には、ブラックとグラデーションダイヤルの2種類が採用されています。特にグラデーションタイプは「D-ブルー」の愛称で親しまれ、製造時期や個体により微妙な色調の違いが見られます。
希少なダイヤルバリエーションも存在するため、コレクターからの需要も高く、現在では150万〜170万円程度の価格で取引されています。
シードゥエラー ディープシー Ref.126660
Ref.126660は、2018年に登場したモデルです。Ref.116660から10年ぶりにモデルチェンジされ、ムーブメントがCal.3235に変更されました。これにより、70時間のロングパワーリザーブを実現しています。また、ロレックス独自開発の「クロナジー・エスケープメント」を採用し、磁気の影響にも強い構造となっています。
同モデルにも、リングロックシステムが採用されており、3,900mの防水性能をそのまま維持しています。また、サイズ感も従来の44mmをそのまま引き継ぎ、圧倒的な存在感も健在です。買取相場は170万〜190万円程度で、Ref.116660をやや上回る水準で取引されています。
シードゥエラー ディープシー Ref.136660
Ref.136660は、2022年に発表されたディープシーの最新モデルです。基本的なデザインや性能は従来のものを踏襲していますが、バックルに関しては、Ref.126660で使用されていた「フリップロック・エクステンションリンク」が廃止され、「グライドロック エクステンションシステム」に統一されています。
ディープシーらしい深海での使用に耐える高度な技術はそのままで、発表以来、価格は上昇傾向が続いています。買取相場は、160万〜180万円程度です。
シードゥエラーの買取価格の推移

シードゥエラーの相場は一概に下落傾向とは言えず、モデルによって価格の動きが異なります。
例えば、Ref.126600 は、2023年6月の価格改定以降、2024年8月にかけて大きく値上がりしました。その後、2024年10月には一時的な下落があったものの、2025年2月時点では安定した水準を維持しています。
一方、Ref.16600 は、2020年頃まで60万〜70万円前後で推移していましたが、現在では110万円前後と大幅に上昇し、過去最高クラスの水準を保っています。
このように、シードゥエラーの価格は市場の動向や需要に大きく左右されるため、売却を検討している場合は最新の相場を定期的にチェックすることが大切です。
シードゥエラーの魅力と隠れた資産価値

シードゥエラーは、近年再評価されているモデルの一つです。ここでは、シードゥエラーの魅力や隠れた資産価値、人気がないと言われる理由について解説します。
シードゥエラーの魅力
シードゥエラーは、1967年にロレックスのダイバーズウォッチ「サブマリーナ」の上級モデルとして登場しました。見た目はシンプルでサブマリーナとよく似ていますが、性能に大きな違いがあります。
開発当時、サブマリーナの防水性能は200mが限界でした。一般的な使用では十分な性能ですが、プロの深海ダイバーからは性能不足を指摘されており、そこで開発されたのがシードゥエラーです。
初代モデルであるRef.1665は、水深610mまで耐えられる防水性能を搭載し、世界中から注目されました。現在では、シードゥエラー ディープシーを含む後継モデルが登場し、最大3,900mの防水性能を実現しています。
シードゥエラーの隠れた資産価値
ロレックスの定番と言えば、サブマリーナやデイトナが代表格でした。そのため、これらのモデルと比べると、シードゥエラーの資産価値は低く評価される傾向にありました。しかし、近年は高い耐久性が見直され、特にプロのダイバーから支持を集めています。
現在の買取相場は、定価と大きな違いがありません。特にRef.16600や、赤シードの愛称で知られるRef.126600、Ref.136600のDブルーモデルは、高い資産価値を維持しています。
シードゥエラーは人気ないと言われる理由
シードゥエラーについて調べていると、「人気ない」との声も目にします。主な理由として、1,000mを超える水深に耐えられる防水性能が備わっていることが考えられます。一般的な使用環境では、このような高スペックは必要ないため、よりコンパクトで実用的なサブマリーナを選択する傾向があります。
また、ディープシーの登場により、シードゥエラーはサブマリーナとディープシーの中間に位置するモデルとなりましたが、その立ち位置が曖昧になったことも人気が伸び悩む理由の一つとなっています。
シードゥエラーの買取に関する質問

ここでは、シードゥエラーの買取に関するよくある疑問をまとめ、それぞれの回答を詳しく紹介します。
保証書や付属品がなくても買取は可能?
シードゥエラーは、高級時計の代表格であるロレックスのモデルであるため、保証書や箱がなくても買取は可能です。ただし、付属品が揃っているほうが査定額が高くなる傾向があります。
買取を検討する際は、タグや余りコマ、修理・オーバーホールの明細書など、できるだけ付属品を揃えておきましょう。なお、保証書がない場合の査定額への影響については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
ロレックスの買取は保証書なしでも可能?査定額への影響と対処法
故障している時計でも買取してもらえる?
動作不良や傷、欠けなどがある場合でも、査定を受けることは可能です。ただし、買取できるかどうかは、時計の状態によって異なります。
メンテナンス可能な程度であれば、買取対象になることがありますが、復元不可能な程度に破損している場合は買取対象外となる場合があります。買取可能かどうか、まずは査定を受けてみることをおすすめします。
オーバーホールや修理をしてから買取に出したほうが良い?
オーバーホールを一度もしていない状態でも査定は可能です。ただし、長年使用しておらず動作に不安がある場合は、査定前に状態を確認しておくと良いでしょう。
また、オーバーホールには数万円以上かかるため、買取価格と比較して費用対効果を考えることが大切です。特に、部品交換が必要になるとさらに費用がかさむため、修理やメンテナンスをした場合に買取価格がどの程度上がるのか、事前に確認しておきましょう。
まとめ

シードゥエラーは、本格的なダイバーのために開発されたモデルです。後継モデルであるディープシーの場合は最大水深3,900mまでの防水性能を備えており、一般的なダイバーズウォッチであるサブマリーナの性能を大きく上回ります。
買取価格は比較的安定していますが、市場の動向や商品の状態によって変動することもあります。売却を検討している場合は、適正なタイミングを逃さないよう早めに査定を受けるのがおすすめです。
シードゥエラーの正確な査定を受けるには、実績豊富な買取専門店に依頼することが重要なポイントです。ブランド買取専門店の「おお蔵」では、ロレックスの製品を多く取り扱っています。経験豊富な専任バイヤーが査定を担当しているため、安心して売却可能です。また、宅配買取・出張買取にも対応しており、自宅にいながら不要になったアイテムの査定を受けられます。ロレックスの売却を検討中の人は、お気軽にご相談ください。
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