コメントは受け付けていません。

店舗お取り寄せ最大10%OFF ※対象外・ご利用条件あり
ブランド買取のOKURA(おお蔵)トップ コラム ロレックス ヨットマスターの買取相場は?特徴や高く売るコツ
ロレックス ヨットマスターの買取相場は?特徴や高く売るコツ

ヨットマスターは、クルーザーやヨットなどを楽しむセレブリティのためにロレックスが開発した腕時計です。1992年の登場以来、現在も人気が高く、モデルによっては中古市場でも高値で取引される傾向にあります。

本記事では、ヨットマスターの買取相場をモデル別に解説するほか、高価買取のコツも紹介します。売却を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

ヨットマスター(旧モデル)の買取相場

ヨットマスターは、現在に至るまで複数回のモデルチェンジを行っています。以下の表は、旧モデルの買取相場の一覧です。

モデル名 買取相場
ヨットマスター Ref.16622 100~110万円程度
ヨットマスター Ref.116622 150~170万円程度
ヨットマスターRef.116621 190~200万円程度

それぞれのモデルについて詳しく見ていきましょう。

ヨットマスター Ref.16622

Ref.16622は、1999〜2012年に製造されたモデルです。ヨットマスターのみに使われる素材「ロレジウム」を初めて採用したモデルでもあります。

ロレジウムとは、「ロレックス+ステンレススチール(SS)+プラチナ」を示すロレックスの造語で、文字盤とベゼルプレートにプラチナ素材が採用されている点が特徴です。当初は、ゴールドのみの展開でしたが、ロレジウムの登場により、さらに広く注目されました。

また、当時はサイズが、40mm・35mm・29mmの3つがあり、ペアで揃えやすい点も魅力の一つでした。現在では中古市場で高く評価されており、買取相場は100〜110万円程度です。

ヨットマスター Ref.116622

Ref.116622は、2012〜2019年に生産されたモデルです。外見は、前モデルである16622と変わらないものの、細かな調整が行われました。搭載ムーブメントに関しても、一世代前のCal.3135が使われています。

大きな特徴は、ダークロジウム文字盤が初めて採用された点です。2012年の発売当初は、ブルーダイヤルとシルバーダイヤルの2色展開でしたが、2016年にダークロジウムが発表されました。同時期に、シルバーダイヤルが廃盤となったため、それ以降は2色展開となっています。

ただし、シルバーダイヤルは、生産終了後も人気が衰えることなく、現在の中古市場でも高値で取引されています。買取相場は、150〜170万円程度です。

ヨットマスターRef.116621

Ref.116621は、2016年に発売されたモデルです。2019年にリリースされたRef.126621の前モデルであり、ステンレスとエバーローズゴールドのコンビネーションを初めて採用したことから、当初は非常に話題となりました。

ムーブメントには、一世代前のCal.3135が搭載されています。Cal.3135は、Cal.3035をベースに改良されたもので、一時期はロレックスの主要コレクションに採用されていました。現在は、後継機であるCal.3235が登場していますが、Cal.3135の精度はロレックス史上でも高く評価されています。

Ref.116621は、生産期間が3年程度と短かったものの、精度の高さや希少性から中古市場では高く取引される傾向にあります。買取相場は、190〜200万円程度です。

ヨットマスター(新モデル)の買取相場

ヨットマスターは現在に至るまで、さまざまなモデルを展開しています。以下の表は、新モデルの買取相場の一覧です。

モデル名 買取相場
ヨットマスター40 Ref.126622 180~240万円程度
ヨットマスター Ref.126622 ダークロジウム 190~220万円程度
ヨットマスター Ref.126621 220~240万円程度
ヨットマスター Ref.226658 400~420万円程度
ヨットマスター Ref.226659 370~420万円程度

それぞれのモデルについて詳しく見ていきましょう。

ヨットマスター40 Ref.126622

Ref.126622は、新ムーブメントであるCal.3235を搭載したモデルとして2019年に登場しました。これにより、従来の48時間パワーリザーブから70時間へと進化しています。

加えて、Ref.126622からベゼルの調整も行われました。前モデルよりもスムーズな動きを実現しており、立体的な加工が施されている点も特徴です。ロレックスらしい高級感があるデザインと言えるでしょう。

ケース径は40mmと若干大ぶりなサイズで、存在感のある時計を好む人におすすめです。また、文字盤にはダークロジウムとブルーの2色が採用されており、落ち着いた印象が特徴です。買取価格はモデルによって異なりますが、180〜240万円と高めです。

ヨットマスター Ref.126622 ダークロジウム

Ref.126622の中でも、「ダークロジウム」を文字盤に採用したモデルは高い人気があります。ダークロジウムとは、ロジウムをベースにした独特の光沢を誇るロレックス独自の素材です。黒にもシルバーにも見える風合いは、ロレックスの高級感を演出してくれます。

ヨットマスター Ref.126622 ダークロジウムは2019年発売のモデルで、クールかつモダンなデザインが特徴です。人気が高く品薄状態が続いており、中古市場では相場が高騰しています。買取相場は、190〜220万程度を推移しています。

ヨットマスター Ref.126621

Ref.126621は、エバーローズゴールドとオイスタースチールのコンビネーションモデルです。2019年に登場して以来、華やかな存在感から世界的に人気を博しています。

文字盤には、上品な色合いが特徴的な「チョコレート」と伝統的な「ブラック」が採用されています。チョコレートのほうが希少性は高く、買取価格も高めです。特に、2021年後半から高騰しつつあり、現在も高値を維持しています。全体的な買取相場は、220〜240万円程度です。

ヨットマスター Ref.226658

Ref.226658は、2022年の新作としてリリースされたモデルです。42mm径のヨットマスターでは初めて、18Kイエローゴールドが採用されました。また、ムーブメントはCal.3235が搭載され、堅牢性と安定した精度を誇っています。

スポーティーかつ華やかさの両方を兼ね揃えたデザインと大型のケースが特徴で、インパクトのある時計を好む人におすすめです。また、世界的な金の高騰に伴い、買取相場も上がっています。状態によって異なるものの、400〜420万円程度で取引されるケースが多く、資産として求める人も多いでしょう。

ヨットマスター Ref.226659

Ref.226659は、2019年にリリースされた現行モデルです。ヨットマスター最大の42mmケースが採用され、インパクトのある仕様となっています。

ケースの素材は、純金に銀やパラジウムを混ぜて作られた合金「ホワイトゴールド」が使われています。落ち着いた雰囲気が魅力で、上品なデザインのモデルを求めている人にもおすすめです。

なお、文字盤のカラーはブラックのみとなっています。また、ロレックス独自の夜光塗料「クロマライト」が施されている点も特徴です。夜間でも青く光り、視認性の高さが評価されています。ストラップには「オイスターフレックスブレスレット」が用いられ、よりスポーティーな印象に仕上がっている点も魅力でしょう。買取相場は370〜420万円程度です。

ヨットマスターの特徴

ヨットマスターが中古市場でも注目されている背景には、同モデルが持つ魅力が挙げられます。一方で、ヨットマスターは人気がないという声を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ここでは、ヨットマスターの魅力を解説するともに、人気がないと言われる理由にも触れます。

ヨットマスターの魅力

ヨットマスターは、セーリングやクルージングなどのマリンスポーツを好む富裕層をターゲットにしたモデルです。ロレックスの人気ダイバーズウォッチ「サブマリーナ」の上位機種として1992年にリリースされました。

潜水用のサブマリーナは300m防水性能を備えている一方で、ヨットマスターは船上で過ごすことを想定して設計されており、防水性能は100mに設定されています。とはいえ、両方向回転ベゼルや高精度のムーブメントが備わっており、マリンスポーツを楽しむのには十分な機能性を誇っています。

また、ロレックス独自の素材「ロレジウム」の登場も、ヨットマスターの魅力を高めた理由の一つです。2007年には、さらに機能性の高い「ヨットマスターⅡ」がリリースされ、ますます注目を集めています。

ヨットマスターは人気がないと言われる理由

高い人気を誇り、中古市場でも高値で取引される傾向にあるヨットマスターですが、一部では人気がないと言われることもあります。

その理由として、ターゲットが限定されている点が挙げられるでしょう。ヨットマスターは、マリンスポーツを楽しむ富裕層に向けた時計です。そのため、一般的なユーザーの中には、オーバースペックと感じる人も少なくありません。

また、「ヨットレース」「富裕層」といったイメージが強く、実際に購入できる層が限られる点も不人気と言われる理由と言えます。しかし、デザインや素材、カラーリングに定評があり、精度も申し分ないため、ファッションや投資目的で購入する人も見られます。

ヨットマスターの買取相場の動向

ヨットマスターの買取相場は、時期によって変動しています。ここでは、買取相場の推移や今後の可能性について解説します。

ヨットマスターの買取相場の推移

ヨットマスターは、モデルによって異なるものの、全般的に値上がり傾向が続いています。たとえば、Ref.126621は、新品・未使用品の買取価格が2024年9月の段階で約260万円でした。しかし、2025年1月には3.77%アップの約275万円に上がっています。この理由として、近年続く金相場の高騰が影響していることが考えられるでしょう。

また、Ref.126622も高値で取引されているモデルです。同モデルには人気の高いダークロジウムが採用されており、品薄状態が続いています。併せて、ロレックスのスポーツモデルの人気が高まっていることもあり、近年、買取相場は上昇続きです。

このように、各モデルで高価買取が期待できるため、ヨットマスターの売却を検討している場合は今が売り時と言えるでしょう。

今後の値上がりの可能性

前述したように、ヨットマスターは近年高値で取引される傾向にあります。モデルによっては、今後もさらに相場が上がるケースも考えられるでしょう。

特に、廃盤モデルや限定モデルは、中古市場で流通量が少なく希少性が高い傾向があります。供給を上回る需要があれば、買取相場で注目されやすくなるため、価値も上がるでしょう。

たとえば、2012年に生産が終了したRef.16622や限定生産だったRef.126655などは、今後価値が上がる可能性があります。また、ダークロジウム文字盤は、ヨットマスターの中でも人気が高い仕様です。特にRef.116622は、初めてダークロジウムを採用したモデルであり、さらなる高騰が期待されます。

ヨットマスターを高く売る方法

ヨットマスターを高く売るためには、ポイントを押さえることが大切です。ここでは、2つのポイントを解説します。

付属品を揃えておく

ヨットマスターに限らず、ロレックスの時計を売却する際は、すべての付属品を揃えた「完品」の状態で査定を受けることが大切です。箱や保証書、ブレスレットのコマなどが揃っていると、高価買取が期待できます。

特に、保証書はヨットマスターが本物であることを証明する重要な書類です。紛失すると査定に響くため、必ず保管しておくように留意しましょう。

売却のタイミングを見極める

ヨットマスターは、売却のタイミングによって買取価格が変動する可能性があります。たとえば、ボーナス時期や進学・就職シーズンは需要が増えるため狙い目です。

また、市場の動向にも留意しましょう。ヨットマスターを含む海外のアイテムは、為替の影響を大きく受けます。円安時は、相場が上がるため売却のチャンスです。近年は、円安が続いており、ヨットマスターの買取相場も高騰しています。売却を検討している人は、早めに査定を受けることをおすすめします。

まとめ

ヨットマスターは、ロレックスの定番モデルである「サブマリーナ」の上位モデルとして登場しました。船上で楽しむ富裕層のために開発され、高級感あふれる仕様となっています。デザイン性や機能性の高さでも支持されており、中古市場でも高値で取引されているモデルです。

特に、生産期間が短いモデルや廃盤となったものは高価買取が期待できます。近年は、金の高騰もあり、相場も高くなっている現状です。売却を検討している人は、早めに査定を受けることをおすすめします。

ただし、適正な査定を受けるには、ブランド品の買取に長けた専門店に依頼することが大切です。ブランド買取専門店の「おお蔵」では、ロレックスの製品を多く取り扱っています。経験豊富な専任バイヤーが査定を担当しているため、安心して売却可能です。また、宅配買取・出張買取にも対応しており、自宅にいながら不要になったアイテムの査定を受けられます。ヨットマスターを含むロレックスの売却を検討中の人は、お気軽にご相談ください。

おお蔵の「ロレックス」の買取査定相場を見る

まずは査定から! LINEで簡単査定 LINE査定のお申込み

OKURAの買取サービス