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パテックフィリップ アクアノートの買取相場と10年の価格推移

目次

1997年に誕生したアクアノートは、パテックフィリップの歴史の中では比較的新しいコレクションながら、そのモダンな意匠と高い実用性で瞬く間に世界的な人気を確立しています。近年、スポーツウォッチの需要の高まりと共に中古市場でも注目度が高く、買取相場は上昇傾向です。

本記事では、アクアノートの買取相場や10年の価格推移、高値で売却するためのポイントを解説します。売却を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

パテックフィリップ アクアノートの買取相場【メンズ・定番モデル】

アクアノートのメンズモデルは、その洗練されたスポーティーなデザインから、中古市場でも活発に取引されるラインです。ここでは、代表的な5つのモデルの買取相場を解説します。

モデル名 買取相場
アクアノート 5167A-001(ステンレス) 美品(Aランク):850~1,000万円前後
通常使用(Bランク):750~850万円前後
アクアノート 5060/1A(38mm径モデル) 美品(Aランク):400~500万円前後
通常使用(Bランク):300~400万円前後
アクアノート 5167R-001(ローズゴールド) 美品(Aランク):1,300~1,500万円前後
通常使用(Bランク):1,000~1,300万円前後
アクアノート 5168G-001(ホワイトゴールド・ブルー) 美品(Aランク):1,300~1,500万円前後
通常使用(Bランク):1,000~1,300万円前後
アクアノート 5168G-010(ホワイトゴールド・カーキ) 美品(Aランク):1,400~1,600万円前後
通常使用(Bランク):1,200~1,400万円前後

アクアノート 5167A-001(ステンレス)

2007年にアクアノート誕生10周年を記念して発表された5167A-001は、コレクションを象徴するフラッグシップモデルです。

40.8mmと現代的なラージサイズケースに、高精度な自動巻きムーブメントを搭載しており、スポーティーな軽快さと高級時計らしい気品を高い次元で両立させています。無駄のないシャープな輝きを放つステンレススティールと、格子模様が浮かび上がるブラック文字盤の調和は、スタイリッシュで大人の雰囲気にもマッチするでしょう。

中古市場でも注目度が高く、目立つ傷のない美品であれば850~1,000万円前後の査定が期待できます。日常的な使用感がある個体でも、750~850万円前後で取引されるケースが一般的です。

アクアノート 5060/1A(38mm径モデル)

1990年代後半から2000年代中盤にかけて製造された5060/1Aは、アクアノートの歴史の始まりを象徴する旧型モデルです。

38mmの小ぶりで凝縮されたサイズであり、その控えめな佇まいは腕元に上品な印象を与えてくれます。クラシカルな趣は、流行に左右されない本物志向の愛好家からも根強い支持を集めるポイントと言えるでしょう。

中古市場でも希少性が評価され、安定した価格帯を維持しています。状態の良いAランクの個体であれば、400~500万円前後、使用感のあるBランクでも、300~400万円前後で取引されるケースが多いでしょう。

アクアノート 5167R-001(ローズゴールド)

18Kローズゴールドのケースとチョコレートブラウンの文字盤やストラップが絶妙に調和した5167R-001は、コレクションの中でも屈指の高級感を纏うモデルです。

アクアノート独自のエンボス加工が施された文字盤には、夜光塗料を配したローズゴールド製の針と立体的なアラビア数字がレイアウトされており、いかなる環境下でも優れた視認性を発揮します。スポーツウォッチとしての高い実用性を備えながら、パテックフィリップが追求する至高の美意識が見事に融合した一本と言えるでしょう。

機能面では、専用のフォールディングバックルにより、スムーズな着脱と安定した装着感を実現しています。オン・オフを問わず幅広いシーンで活躍する汎用性の高さも評価の高いポイントです。買取相場は、状態が良い個体で1,300~1,500万円、通常使用のBランクで1,000~1,300万円で推移しています。

アクアノート 5168G-001(ホワイトゴールド・ブルー)

2017年にアクアノート誕生20周年を記念して発表された5168G-001は、42.2mmの迫力あるケースサイズから「ジャンボ」の愛称で親しまれています。素材には贅沢な18Kホワイトゴールドを採用しており、深みのあるナイトブルーの文字盤と調和している点も魅力です。

中心部のブラックから外周のミッドナイトブルーへと繊細に変化するグラデーションダイヤルは、光の角度によって多彩な表情を見せてくれるでしょう。12気圧防水を備えたケースの裏側はシースルーバック仕様となっており、美しく仕上げられた自動巻きキャリバー324SCの精緻な動きを堪能できます。

中古市場でも評価が高く、状態が良い個体であれば1,300~1,500万円前後、日常的な使用感がある個体でも、1,000~1,300万円前後で取引されるケースが一般的です。

アクアノート 5168G-010(ホワイトゴールド・カーキ)

2019年にラインナップへ加わった5168G-010は、ミリタリーテイスト溢れるカーキグリーンが特徴的なモデルです。

先行して登場したブルー文字盤の5168G-001と同様に「ジャンボ」の愛称で親しまれています。ケースの厚さはわずか8.25mmと非常に薄型に設計されており、本体と一体化したようなラバー・ストラップによって着け心地は非常に軽快です。

市場への流通量が極めて少なく、その希少性は群を抜いています。買取相場も、美品であれば1,400~1,600万円前後、使用感があるものでも1,200~1,400万円前後で取引される傾向にあります。

パテックフィリップ アクアノートの買取相場【複雑機構(コンプリケーション)モデル】

アクアノートの複雑機構モデルは、実用的なトラベルタイムやスポーティーなクロノグラフを搭載しており、コレクターの間でも注目されています。ここでは、代表的な2つのモデルの買取相場を見ていきましょう。

モデル名 買取相場
アクアノート 5164A-001(トラベルタイム) 美品(Aランク):1,100~1,400万円前後
通常使用(Bランク):950~1,100万円前後
アクアノート 5968A-001(クロノグラフ) 美品(Aランク):1,800~2,000万円前後
通常使用(Bランク):1,600~1,800万円前後

アクアノート 5164A-001(トラベルタイム)

2011年に発表された5164A-001は、アクアノートとして初めて自動巻きのトラベルタイム機能を搭載したモデルです。ダイヤル上の2本の時針によって2つの時間帯を同時に表示できる機構であり、世界を飛び回る人にとっても、非常に役立つ仕様と言えるでしょう。

ケース左側のプッシュボタンで容易に現地時間を操作できる利便性を備えつつ、アクアノートらしいスポーティーな軽快さが損なわれていない点も高く評価されているポイントです。ストラップには海水や紫外線への耐性に優れたコンポジット素材のトロピカルバンドを採用しており、アクティブなシーンでも安心です。

中古市場でも注目されており、美品であれば1,100~1,400万円、使用感のある個体でも950~1,100万円前後で取引されています。

アクアノート 5968A-001(クロノグラフ)

2018年にリリースされた5968A-001は、アクアノート初となるフライバック・クロノグラフを搭載した画期的なモデルです。オレンジ色の秒針やサブダイヤルが目を引くアグレッシブなデザインは、若い富裕層を中心に高く評価されています。

ケース幅は42.2mmと存在感があり、12気圧の高い防水性能を備えているため、スポーツシーンでの実用性も申し分ありません。さらに、非常に頑丈な複合素材を使用したブラックとオレンジの2本のストラップが付属しています。気分やコーディネートに合わせて付け替えができる点も、多くの愛好家を惹きつける大きな魅力と言えるでしょう。

買取相場は、状態が良い個体で1,800~2,000万円前後、使用感のある個体で1,600~1,800万円です。

パテックフィリップ アクアノートの買取相場【レディースモデル】

スポーティーな装いに気品を添えたアクアノートのレディースモデルは、多くの女性ファンから高い支持を得ています。ここでは、3つのモデルの買取相場を解説します。

モデル名 買取相場
アクアノート ルーチェ 5267/200A(クォーツ) 美品(Aランク):450~550万円前後
通常使用(Bランク):350~450万円前後
アクアノート ルーチェ 5268/200R-001(自動巻き) 美品(Aランク):1,300~1,500万円前後
通常使用(Bランク):1,000~1,300万円前後
アクアノート ルーチェ 5269/200R(トラベルタイム) 美品(Aランク):950~1,100万円前後
通常使用(Bランク):800~950万円前後

アクアノート ルーチェ 5267/200A(クォーツ)

2021年に登場した5267/200Aは、イタリア語で「光」を意味する「ルーチェ」の名にふさわしい輝きを放つ最新世代のレディースモデルです。

ベゼルには合計48個、約1.11カラットもの厳選された最高品質のダイヤモンドがセットされており、スポーティーなフォルムに圧倒的な華やかさを添えています。ケース径は38.8mmへとサイズアップされ、現代の女性の腕元に程良い存在感を与えてくれるでしょう。

ブラックやホワイトのほかにカーキグリーンなどの豊富なカラーバリエーションが展開されている点も大きな魅力です。12気圧の高い防水性能や、耐久性に優れたコンポジット素材のトロピカルバンドを備えており、日常のあらゆるシーンで気兼ねなく愛用できます。買取相場は、美品で450~550万円、使用感のある個体でも、350~450万円程度です。

アクアノート ルーチェ 5268/200R-001(自動巻き)

2021年に発表された5268/200R-001は、18Kローズゴールドの華やかさと本格的な機械式ムーブメントを兼ね備えた、レディースラインの最上位モデルです。

クォーツではなく自動巻きキャリバー26-330SCを搭載しており、サファイアクリスタル・バック越しにパテックフィリップが誇る美しい仕上げを堪能できます。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが美しいコントラストを描く直径38.8mmのケースは、女性の腕元に気品と高級感を演出してくれるでしょう。

中古市場でも注目度が高く、買取相場は美品であれば1,300~1,500万円、使用感のある個体で1,000~1,300万円です。

アクアノート ルーチェ 5269/200R(トラベルタイム)

5268/200R-001と同様に、2021年にラインナップへ加わった5269/200Rは、レディースコレクションでは初となるトラベルタイム機能を搭載したモデルです。

クォーツムーブメントを採用しており、リューズ一つで第2時間帯を容易に設定できる高い操作性を実現しています。機能性を追求しながらも、アクアノート・ルーチェが持つエレガントなフォルムや洗練された美しさはそのまま維持されている点が大きな魅力です。6時位置には出発地の昼夜を確認できるインジケーターが配置されており、実用面での配慮も行き届いています。

中古市場では、状態の良い個体が950~1,100万円、Bランクでも800~950万円程度で取引されるケースが一般的です。

パテックフィリップ アクアノートの魅力

アクアノートは、1997年にパテックフィリップの新たなアイコンとして誕生しました。名作ノーチラスから着想を得た緩やかな八角形のケースフォルムは、伝統的な品格を保ちながらも、より若々しくモダンな印象を放っています。

ラグジュアリースポーツウォッチの代名詞として、オンオフを問わず幅広いシーンで身に付けられる汎用性の高さは、世界中の愛好家から評価の高いポイントです。実用面においても、独自開発されたコンポジット素材のトロピカルバンドが大きな役割を果たしています。

近年では、クロノグラフやトラベルタイムなど多彩な派生モデルも生まれており、ブランドの革新性を象徴するコレクションへと進化を遂げました。

アクアノートのリセールバリューと10年の価格推移

パテックフィリップのアクアノートは、高い換金率を誇っており、近年の世界的なラグジュアリースポーツウォッチ需要により、その価値はさらに高まっています。ここでは、アクアノートのリセールバリューと10年の価格推移を見ていきましょう。

アクアノートのリセールバリュー

パテックフィリップは世界三大時計ブランドの中でも別格の存在として君臨しており、その資産価値は群を抜いています。特にアクアノートのリセールバリューは極めて高く、モデルによっては買取価格が定価の2倍から3倍を超えるケースも珍しくないでしょう。

これほどまでの高水準を維持している理由として、徹底した品質管理のために年間の生産数が厳しく制限されている点が挙げられます。現在、正規店で新品を手にすることは困難であり、多くの愛好家が、中古市場で入手している状況です。需要に対して供給が圧倒的に不足しており、買取相場は高騰し続けています。

一度手に入れれば価値が下がりにくいだけでなく、購入時よりも高い金額で売却できる可能性が高い点も、世界中の投資家やコレクターを惹きつけてやまない理由にほかなりません。

アクアノートの過去10年の価格推移

アクアノートの過去10年の歩みは、一般的な高級スポーツウォッチから投資対象としての地位を不動のものにした軌跡と言えます。

2016年頃までは、現在のような目を見張る高騰は見られませんでした。しかし、2010年代後半からのラグジュアリースポーツウォッチブームに加え、ノーチラスの入手困難化が波及したことで、相場は劇的な上昇へと転じました。

2022年には空前のピークを迎え、一時は定価の数倍もの驚異的な取引価格を記録しています。その後は世界経済の影響を受けつつも、大きく崩れることなく高値が安定している状況です。かつてはノーチラスの影に隠れがちだったアクアノートですが、今やそれと並び立つ、世界で最も価値のある時計の一つとして確固たる地位を確立しました。

2026年現在の市場動向:今は「売り時」なのか?

2026年現在、アクアノートは売却するのに適したタイミングと言えます。為替相場における円安が追い風となっているほか、世界的な景気も影響し、パテックフィリップの買取価格は高水準を維持している状況です。特に、アクアノートは、中古市場での希少価値が高まっています。

ただし、景気後退や価格調整など、下落する可能性もゼロではありません。こうした相場の動きを考慮すると、早い段階で売却を検討することも、リスクを最小限に抑える有効な選択でしょう。

パテックフィリップ アクアノートを最高値で売るためのポイント

アクアノートは非常に高い資産価値を誇りますが、より高く売るにはポイントを押さえることが大切です。ここでは、特に注意したい点を3つ解説します。

付属品の完備は不可欠

アクアノートを高値で売却するためには、購入時に付随していたアイテムをすべて揃えておくことが重要です。外箱や内箱、取扱説明書に加えて、正規の保証書は必ずあわせて提示しましょう。

パテックフィリップのような超高級ブランドにおいて、保証書の有無は個体の真贋や履歴を証明する唯一無二の証拠となります。もし欠品している場合には、査定額に数十万円から、モデルによっては百万円単位の差が生じるケースも珍しくありません。

ラバーバンドの状態と「余りコマ」は重要ポイント

アクアノート独自のトロピカルバンドは、手首の太さに合わせてカットして調整する仕様です。そのため、極端に短く切られている状態だと、次のオーナーが見つかりにくくなるため、査定が下がりやすくなります。一方で、未使用のスペアバンドがあれば、より高い評価が期待できるでしょう。

また、ブレスレットモデルの場合は、調整で取り外した「余りコマ」の有無がポイントです。売却を検討している場合は、小さなパーツも失くさないように保管しましょう。

正規メンテナンスの証明が重要

アクアノートの価値を証明するうえで、過去のメンテナンス履歴は大きな判断基準となります。特にパテックフィリップ正規店でオーバーホールを実施した際の発行書類は、適切に管理されてきた個体であることの裏付けとなるでしょう。

また、古いモデルで保証書を紛失している場合は、メーカーが発行するアーカイブを用意しておくと安心です。保証書の完全な代替にはなりませんが、真贋を補完する資料としてプラス評価に繋がる可能性が高いでしょう。

アクアノート買取に関するよくある質問

アクアノートの売却を検討する際にさまざまな疑問を抱く人も多いでしょう。ここでは、よくある質問を3つ解説します。

ラバーベルトが切れたり、劣化していても売れますか?

アクアノートの代名詞であるトロピカルバンドが切れていたり、経年劣化でボロボロになっていたりしても、買取を諦める必要は全くありません。

査定時にベルトの交換費用が差し引かれる場合はありますが、本体の価値の高さを踏まえると高額査定が期待できるでしょう。ベルトの状態が悪いからと自己判断で処分せず、そのままの状態で査定に出してみることをおすすめします。

20年以上前の古い「初期型アクアノート」でも高く売れますか?

5060や5065などの20年以上前に製造された初期モデルは、「セミヴィンテージ」としての評価が確立されており、買取価格も高騰しています。状態によっては、当時の定価を大幅に上回る査定額が提示されるケースも珍しくありません。

アクアノートの歴史を象徴する初期型は、現行モデルにはない独特の風合いから、世界中のコレクターが常に探し求めている逸品です。たとえ傷があったとしても、その希少性から予想を遥かに超える評価が得られる可能性は十分にあるでしょう。

動かない、またはガラスが割れている状態でも査定してもらえますか?

パテックフィリップは一生ものとして、親から子へと世代を超えて受け継がれることを前提とした「永久修理」を掲げるブランドです。そのため、たとえ時計が動かなかったり、ガラスが激しく割れていたりする深刻なダメージがあっても、買取を断られるケースはほとんどないでしょう。

高額な修理費用を自ら負担して直してから売却するよりも、そのままの状態で査定に出した方が結果として手元に残る金額が多くなる場合もあります。まずは信頼できる専門店に現状のまま相談してみることが大切です。

まとめ

アクアノートは、パテックフィリップの伝統的な職人技と現代的な実用性が融合した、時計製造の歴史を象徴する特別な存在です。その洗練されたデザインと圧倒的なステータス性により、中古市場でも高い需要を維持しています。

より確実な査定結果を得るためには、アクアノートの真の価値を見極められる、ブランド時計に長けた専門店に相談することが大切です。ブランド買取専門店の「おお蔵」では、パテックフィリップをはじめとするブランド時計を多く取り扱っています。経験豊富な専任バイヤーが査定を担当しているため、安心して売却可能です。また、宅配買取・出張買取にも対応しており、自宅にいながら不要になったアイテムの査定を受けられます。ブランド時計の売却を検討中の人は、お気軽にご相談ください。

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